「ゆう」について

 

 秦野市とその周辺には、多くの外国出身者が在住しています。その子どもたちの多くが地域の公立学校で教育を受け、近年では高校以上の教育を受ける者も増加しています。

 このような状況の中、外国につながる子どもたちが日本語に習熟するためでなく、日本社会の中で多文化の背景を活かし、自分の能力を発揮することができるよう、「ゆう」はスクールソーシャルワーカー(SSW)等の専門職とも連携を取りながら、学習支援にとどまらない多面的支援を行っています。


活動目的

「ゆう」は秦野市とその周辺の市町村に在住する、困りごとをかかえる子どもと家庭によりそいながら、ボランティア活動をしています。多方面の支援先との連携を図り協働することによって、次世代の育ちを促し、地域社会の発展に貢献することを目的としています。

沿革

「ゆう」は2011年度から、有志(現在のコアメンバー)によって公民館での活動をスタートさせました。その後、地元在住の市民に加え、東海大学の学生や教員、日本語教室関係者、教会関係者など多様な人材が活動に関わるようになったため、2016年度に団体を立ち上げ、より組織的な活動となりました。

ゆう の考え方

会員・サポーターは、常に話し合い、体験を共有しながら一人一人が思い描く「ゆう(結・友・悠など)」のあり方を大切にしています。